NYに住んでいて、Broadwayを観に行かないのは、なんとももったいないということで、手始めに、Wickedから観に行くことにした。
Sleep no moreの時の反省を生かして、事前に予習できる部分はしていった。オズの魔法使いのはるか前の世界を舞台にしているが、オズの魔法使いを連想させるような場面が出てくるとのことなので、Amazon Primeでオズを見て臨んだ。
アメリカは、南部を中心に夏休みに入っており、NYも観光客で溢れている。コロナ前からNYにいる人からは、「人通りは、もう完全にコロナ前に戻ってきた」と聞く。
Wickedも、満員御礼という感じで、僕が購入したチケットは、舞台に向かって、左端の前から5番目の席。120ドル程度。当然舞台中央の席はもっと高い。
Wickedのあらすじは、ほかの文章に譲ることにする。見る人によっても受け止め方が違うと思うが、僕として響いたのは、肌の色や育った環境の違いを受け止めていくこと。そして、今までと違う見方をすることで、世界は変わって見えていくこと。
Look the world in another way.
Elphada
Wickedは、皆が言うように音楽が素敵で、前のほうの席に座るメリットとして、指揮者を見ることができることだ。今まで見てきた観劇の中で、脇役も含めて圧倒的な演技のレベルの高さだったと思う。ラスベガスで観たシルクドソレイユに感激したことを思い出した。
この作品も、2度3度、味わうことで、違った見方ができるようになると思う。オズの韻を踏んでいる箇所とか、少し俳優がアドリブっぽく言っているところで、アメリカ人はウケていたが、僕には笑いどころがわからず、その点が悔しく、次回への課題となった。