エッセイ

New Yorkを愛して

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先日、東京からの出張者が来てNew Yorkをあらゆる面で味わってもらえたように感じた。

感心したのはエンターテイメント1つとっても、事前にずっとその歌だったりスポーツを味わってきている点だった。そういう姿勢が今の僕には欠けている気がした。

同じ事象を見ても、感じとれる部分は人それぞれ。それは自らの時間の使い方にもよるのだろう。

2024年も、もうあと1か月と少しで終わりを迎え、2025年がやってくる。

きっと僕にとっては2025年がNew YorKを1年間通して味わう最後の年になる気がしている。

だから、やはりNew Yorkを愛そう。

この都市で暮らすと、いや、きっとどの都市で暮らしてもそうだけれど様々な面が見えてくる。

文化や歴史の綺麗な面から、都市構造の先進性、至らない点、汚い部分まで。

都市に想いを馳せるときに、建築や都市計画だけではなく、やはりそこに暮らす人によって成り立っていると思いなおす。

New Yorkにこれだけ多様な人が集まって、日本人だって色々な理由で集まってくる。

そういう人たちが集まり、交じり合って、都市も創られていく。

だから、都市を愛することはここで暮らす人たちを愛することだ。

そういう目線でNew Yorkの日々を楽しみたい。

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