MLB観戦16球場目はSan DiegoのPetco Park。
実は、この日、てっきり試合は19時から始まるのだと勘違いしてSushi Otaというお寿司屋さんを17時に予約していて、San Diegoに入ってから試合が16時に始まることに気づいた。
それでも、友人に教えてもらったお寿司屋はおいしく、少し急ぐように食べたけれど、とても満足できるものだった。お寿司はオマカセではなくオコノミのほうが、やはりいい。
Petco Parkに着いて、Label Pinを買ったりビールを買ったりしているうちに、なんだかんだ席に着いたのはSeventh-ininng Stretchくらいになってしまった。
San Diegoという街自体がコンパクトな街で、気候もよく、アメリカで住むのであればこの街が良いと思わせてくれる街だ。街にはこの時期ちょうど、ジャカランダーという紫色の花が咲き誇っていて、紫好きの僕としては、好きにならざるを得ない。
球場の雰囲気も、西海岸の気候がそうさせるのか、とても陽気でまるで優勝争いをしているのかのような活気にあふれている。MLB最高勝率を誇るRaysを迎えて、この日で今年27回目の満員御礼だという。ちなみにこれでPetco Parkの過去最高記録を更新。ダウンタウンにある天然芝の球場で、最近行った中ではDenverのCoors Fieldに印象は近いのだけれど、観客の陽気さは全然違う。
あまり7回から試合を見始めることがないのだけれど、やはり流れとかはつかめない。2-0でPadresが優勢。中盤にバントを駆使して2点を入れたようで、締まった試合。
Raysは、WBCのメキシコ代表でもあったArozarenaを中心に、若く勢いのあるチームという印象。ショートのFrancoは若いけれど、ピシッとした送球をしていてこの守備があればチームが強いのも納得できる。
ただ、負けているときはどうしても淡白な攻撃に見えるもので、結局試合はこのまま2点差でゲームセット。7回以降という意味ではRaysに全くチャンスを感じなかった。
9回にPadresのサードMachadoが横っ飛びしてサードライナーをとったのが、僕にとってはハイライト。
Pardesが地区4位あたりに停滞している理由が、この試合からはわからなかった。なにせ、陽気なファンが後押ししてくれる素敵なチームである。
https://www.mlb.com/gameday/rays-vs-padres/2023/06/17/717717/final/box