今年は、岩倉具視ら遣欧使節団が欧州を視察し、日本に文明開化の礎を持ち帰ってから150年の節目の年ということで、それを記念してJapanParadeがCentralParkで行われた。CentralParkWestを81stから68stまで、北から南に協賛企業や団体が練り歩くイベント。
僕は会社の関係でボランティアとして参加したが、スピーチなどをVIP席に近いところで聞くことができてある意味、ラッキーだった。NYは、全米の中でウクライナ系の方々の人口が一番多い都市でもあり、こういったイベントでは、時節柄、ウクライナの方々が参加して、サポートを求めている。
今回も同様で、ウクライナの代表者のスピーチの中では、ロシアからの侵攻時に、日本がいち早く支援を表明してくれたことに対して、謝意が示されていた。感謝されれば、日本人として嬉しいのは言うまでもない。一方で、批判的に考えれば、日本ができるのは、カネ周りの支援だけとも言えるのだろう。それはそれとして。
Japan paradeに先立ち、前日には、New York Metsの主催試合で、Japanese Herritage Nightが開催された。これにも参加。
日本でも報道されたようだが、在ニューヨーク大使が、始球式を行う予定だったのが、なぜか、スキップされて、突然試合が始まった。僕らは、半分それを見に行っていたこともあり、騒然としていたが、これがアメリカらしさということだろうかと、妙に納得しつつ試合を見た。
僕にとっては、3球団目のMLBのスタジアム。LaGuardia空港から近く、飛行機が上空を行き来するのが印象的。Metsに今年から移籍したMax Scherzerのベテラン感あふれるコマンド力は、さすがの一言で、投手はスピードだけではないということをまざまざと感じさせられた。
想うところの多い2日間だった。