San Francisco Giantsの本拠地Oracle Park。バリーボンズがバンバンと海に向かってホームランを打って、それをファンがクルーザーや船で待ち構えていたのを思い出す人も多いだろう。この日も多くの人がこの写真のように待ち構えていた。
San franciscoの南東に位置するFoster Cityに住む友人宅から、Uberで向かった。
この球場の特徴は、何といっても、ライトスタンド後方の海なのだけれど、外野のフィールド自体も角ばった形になっていて、ほかにはない。外野手はゴロの処理に戸惑うかもしれない。
せっかくなので、ライトスタンドに座ることにしたが、内野から外野に至るまでに、アイスクリーム屋や球技をして遊べる小さなフィールドなど、子供にやさしい趣向が凝らされている。
San Franciscoは、あまり天気が良くない日が多いことでも有名だが、この日は、快晴。青々とした空の下、オレンジ色のGiantsのユニフォームが良く映える。
日本のジャイアンツファンには、ぜひこの球場に来てもらいたい。一緒になって、Let’s Go Giantsと掛け声をかければ、もしかしたら日本にも届くかも。
そういう願いを同じくしたかはわからないけれど、Kiyoharaの巨人時代のユニフォームを着たファンもいた。
そういえば、後付けで気づいたのだけれど、NPBとMLBでチーム名が重複しているのは、実は今、Giantsだけ。僕も、日本でも着れるように、レプリカのユニフォームを買った。
試合は、Philiesと。両チームともプレーオフ進出に向けては厳しい状況が続き、この日も点は取り合うけれど決め手に欠ける展開に。6回表にPhiliesが1点取って、同点にしたものの、その裏にGiantsが満塁のチャンスを迎え、押し出しで勝ち越し。そのまま試合は終了。
何試合かメジャーの試合を生で見ているが、押し出しが決勝点になったのは初めて。それでもこれも野球ではよくある展開だ。
デーゲームで日差しが照り付ける中だったので、暑く、僕らは家に戻り一休みして、試合結果を確認した。友人の家に戻ってからも、青い空とオレンジのコントラストが思い出される素敵な球場だった。