
MLBから日本のプロ野球NPBに球場巡りの舞台を移すにあたり、どこから攻めていくかそれを考えるだけでも結構楽しいものだ。
Escon Field HOKKAIDOを選んだのは、それが1番新しい球場であり、MLBの球場の要素を多く盛り込んで造られたと聞いたからだ。
東京から新千歳へ朝のフライトで到着し、あっという間に着くという感覚を覚える。
まず札幌駅のホテルに荷物を置いて、JRの快速エアポートで北広島へ。北広島から球場へはシャトルバスが出ているけれど、気候が良いので歩くことに。
歩いて20分と聞いたが30分は優にかかる。坂を下って上ると球場が見えてくる。
ファイターズファンたちが、白や青のチームカラーのジャージを着て球場に向かっているのを見るのが楽しい。
球場の内外に、子供たちが遊べるフィールドやレストランがちりばめられていて、MLBのそれを取り入れていることがよくわかる。ファイターズファンではなくても、歴代のファイターズの名選手のパネルを眺めて歴史に触れることができる。
入った感じは、TrontoのRoger CentersやMilwaukeeのAmerican Family Fieldに近い感覚。
外野席奥がガラス張りで開放感がある。
この球場、もう一つ特徴的なのが、ホームチーム、ビジターチームの応援団が外野席ではなく、内野席3階、4階に位置して応援を繰り広げていることだ。外野席ではなく、内野席上層階で応援団が応援することで、内野席も含めた応援の一体感を感じる。
各選手の応援曲や、チャンスの時のテーママーチも球場に張り巡らされた電工パネルに映し出されて、みんなで歌っている。
というか、日本の野球を久しぶりに観たので、応援曲に乗りながら、応援を繰り広げるという独特の文化に少し驚いた。
半ば、スナックやスポーツバーを大きくしました、どうぞ歌ってくださいという感じでもあるのだ。
正直、もう少し静かに球音を味わって、野球を観たいと思ってしまう。それはファイターズファンでも対戦相手のホークスファンでもないから、欲張りな発想だろうか。
試合は終始ホークスがリードする形で進み、5回裏にファイターズが反撃するも3点どまりでその次の攻撃でホークスが点差を広げた時点で勝負ありという印象。
日本の野球のレベルを語るにはまだ早い。でもそこまでMLBとのレベル差があるだろうかと、ふと思う。
帰路はシャトルバスを利用した。少し早めに球場を出たからか、まだ空いていて、帰りの電車とともに雄大な北海道の地を感じることもできた。
それだけで充分だ。